今月の20日にNYクリスティーズで日本の茶道具のオークションが開催される。

日本の工芸品でも、色絵の伊万里とか、きんきらきんの薩摩・・・といったいうものが、やっぱ外国人受けするテイストよね・・・とイングランドで出会った「日本文化」というのはそういうものであったが、ちらっと見せてもらったカタログでは、本格的な「わび、さび」の茶道具が掲載されていた。
そしてお値段も本格的であった・・・。計算機で換算すると、うぴょーーー!と叫びたくなるような値段。
名古屋ならそこそこの新築3LDKマンションが買える・・・。
そして、このオークションに出品されるもの、どこぞのだれかのお方(たぶん外国人)のコレクションだという・・・。(カタログにはPrivate Collectionとだけ書いてあった。出品する人が有名な人であれば、例えば、エリザベス女王のコレクション・・・って書いて、付加価値をつけることもある。)
そんなものが外国人に受け入れられるようになったか?というのがものすごい驚きだった。
でも、その本を見せてくれた人いわく、
「これはお茶をやらない人の道具だわね。だって、茶杓が一本も出てないもの。」
たしかに、茶入れ、茶碗というものは、うぴょーーーーというものが揃っていたが、茶杓はない。
茶杓なければ茶道はできない・・・。
茶杓は武士の刀にあたるもの・・・という記述を呼んだことがある。
いくら世界に「わび、さび」が理解されても、やっぱり茶道は日本人の文化なんだ・・・。
なんだか奥深いものを感じてしまったオークションでした。