「隅田焼」・・・骨董、アンティークをお好きな人でもあまり知っている人は少ないと思います。
この隅田とは東京・隅田川の隅田。そこで、幕末から明治にかけて輸出陶器をつくっていたそうです。
もう、私の話なんてどうでもいいので、手っ取り早く見に行って欲しい・・・というのが本音です。
なんとも形容しがたいスタイルの焼き物で、見たら強烈インパクトうけること・・・確実。(^0^;)
他の陶磁器にたとえることもなかなか難しいのですが、強いて言えば、grotesque
強烈なカドミウムレッドもなんじゃこりゃぁぁぁぁぁぁ・・・と叫びたくなりますが、奇想天外な生き物がデコ、デコと・・・デコレーションされた陶器なんです。
金山のノスタルジックマーケットにそのコレクションを展示する殿堂(ギャラリー ジュール)が4月13日にオープンしました。
この隅田焼ギャラリーのオーナーでもあり、オールドノリタケのコレクションでも有名なジュール横山さん
突然電話がかかってきました。
「ねえ。ちょっと(修復に関する)相談があるんだけどさぁ。」
「はい。」
「いま、どうしてるの。仕事中?」
「いえ、今から(スギ薬局に行くために)自転車で出るところですけど・・・。」
「ちょ・・・ちょっと、今来れるかなぁ。」
横山さん(いや、ものすっごい大しゃちょーなのよ。)ともなれば、わたくしめなんぞは呼びつけられるのが当然でございますが、絶対そんなことしません。とても控えめに電話をくれます。
このときも、詳しい事情はあまりわかりませんでしたが・・・とりあえず、行かなくっちゃネ♪
ということで、自転車から車に変更して金山に出かけたのでございます。
到着して驚きました。なんかもちろん横山社長から、ノスタルジックマーケットの話は少し出てましたが、オープンしとるやんけ!!!!それも、今日。
期せずしてオープン初日。手ぶらでいってしまった私・・・。
でも、そんなうれしい日に呼びつけて(いや、呼んでくれて・・・)すんごーく嬉しかったんです。そして、隅田焼のディープインパクト・・・。
そして、なんでこんなにたっくさん隅田焼あるのぉ?!
(これって・・・MUSEUMレベルだよなぁ。どっかの博物館でもやれそうだよなぁ。と思えるほどの充実コレクション。おまけにこれが入場フリーとは・・・。)
「隅田焼」を翻訳出版された横山さんのまえがきでもありますが・・・
これ以上の文章はないと思ったので引用させてもらいます。
『それは約3年前のある日、友人が持って来た一つの陶磁器を見せられ、未だかつて見たことがない奇知に富んだ生命力溢れる不思議な物こそ「隅田焼」との最初の出会いでした。
人間は、ファッションの世界であったり、音楽や芸術の世界であったり様々な分野に興味を持ち、それらに対する知識を得ることや技術を得ること、また、時には未来を創造することに感性を動かされ、刺激されるものだと思います。それは、真に私自身の感性を激しく刺激された瞬間でもあったわけです。』
(『隅田焼-奇知に富んだ生命力溢れる輸出陶磁器』 バーナート・カープ/ガードナー・ポンド著 横山博一訳 前書きより)
皆さんも感性を刺激されに、ぜひぜひいってみてください。
ちなみに「隅田焼」本は、ギャラリー限定販売です。アマゾンなどで買えないようですからお忘れないようGETしてくださいね。
ギャラリー ジュール TEL:052-324-4700 (金山ノスタルジックマーケット内:名古屋市中区のJR金山駅、または名古屋市営地下鉄名城線 金山駅下車より徒歩5~10分、鶴舞方面に向けてのJR中央本線高架下です。)