今年は遠州流お家元の初釜にいけることになった。光悦会、大師会につづき、なかなか普通の人が行けない茶会に誘ってもらい、今回もふたつ返事で行くことにした。人生何時も勉強。勉強といいつつ、これほど楽しい勉強はない。
「修復をやるならお茶を知らなければいかんよ。」最初にそう教えてくれたのは、中島誠之助先生。お会いしたのがイギリスのロンドン(なんでも鑑定団の英国ツアー。私がポートベーロアンティークマーケットの店番をしているときに先生に遭遇。)
その頃は、ちょうど本格的に修復の世界に入る前だったのと、イギリス生活にどっぷりつかっていたので・・・「お茶かぁ・・・」と思いつつ日は流れ・・・そして帰国前に、裏千家の教室がロンドンにあることを知り・・・習いに行こうかなぁと思いつつ、日本に帰ってきてしまった。
そして、名古屋に戻ってきて、名古屋で飛び込み営業初日・・・はっきりいって、コネもなんにもなし。真夏に冷や汗かいたのを今でも覚えています。緊張しながら飛び込んだお店のご主人が
「修復をやるならお茶を知らなければいけない。」
御宣託たもうたのでございます。
次の日にはご主人が主催するお茶の教室に見学にいってました。
そして、すでに7年の年月もお稽古を続けているのですが、お茶の世界では、まだまだぴよっ子。
でも、そのご主人はぴよっ子にも最高の教育を施さねばらなん。というポリシーのお方で、今回も遠州流の初釜に誘ってくれたのです。
「遠州流の初釜に行くと、ホンモノのお茶とはどういうものかがわかるよ」と。
当日は雨の予報だったけれどなんとか晴れ。
お家元自らがお茶を点てるという・・・(ただし、7客目まで)
「なかなか来れないんだから、ぜったい7人目までに入りなさいよ。」と順番を譲ってもらい、なんとかお家元のお濃茶をいただくことができました
粛々とした雰囲気でお家元がお手前をされる姿は感動ものでした。さらに、そのお茶のおいしかったこと。どちらかというと濃茶が苦手・・・でしたが、この濃茶は別もののように感じたくらい。ふんわりと・・・・。それは、お人柄なのでしょうか。それとも、鍛錬のなせる業。
その道の頂点に立たれる人はすごいものだ・・・とあらためて思いました。
そして、ミーハーですが、去年日経新聞の「私の履歴書」に連載されていた小堀宗慶氏(宗匠)もお顔を見せられ、ミーハーな私は嬉しかったです。
茶道は総合芸術だといわれますが・・・花のいけ方も見事で、道具、お庭の気のくばりようもすばらしかった。
奥様の手作りだという点心(季節柄、おせちだった)は、「こんな盛り方すると、違うものに見える・・・」とため息が出てしまいました。(今年は終わってしまったので、来年はわたしもこんなふうにがんばろう)
その奥様ご本人も美しいのですが。またまたミーハーですが、奥様もよく家庭画報とか・・・セレブ系雑誌に載っている方です。
ミーハーゴコロみたされ・・・決心したのは、
今年はお濃茶のお稽古がんばろう!デス。
お茶の先生には「もうそろそろお濃茶でしょ~~~~」といつも突っ込まれていましたが、積極的にお稽古いたします。m(_ _)m
お家元には程遠いけど、でも・・・あんな風においしいお濃茶が点てられるようになったらいいなあ。