今回は初釜のため1日目欠席。2日目から骨董ジャンボリーの修理屋横丁に出席となった。
もうかれこれ何回目だろうか・・・。(メモを調べてみると2004年7月のジャンボリーからこの企画で呼ばれるようになった)
何回もやっていると顔見知りのお客さんもでき、なかなか嬉しいものだ。
というのも、修復は完成してお金をもらってナンボ。
ではなく、お金をもらってリピートしてもらうことが何よりも重要なのだ。
リピートしていただけるとは、修復を気に入っていただけたということ。
日本で長いことやっていると、厳しいお客様の目にさらされ、ほんとに自分が鍛えられているように思う。イギリスでやっていた頃よりも、要求されるレベルは高い・・・。フウ。
骨董ジャンボリーで依頼をうけたお客様に中国、北京からいらっしゃるTさんという人。(東京と中国を行き来しているようだ)初回、修理が完成した品を斜めにかざし「ここのスジは消えないのか。(はっきりいって、普通の人なら気に成らない程度デス。)」となめるようにチェックしていたけれど。果たしてその修復を喜んでくださったのかどうか。(やや日本語がカタコトである)
そのTさんがわざわざ電話で予約の上、再び修復依頼品を持ち込んできた。
あ、この前の修復、結局は気に入ってくれたんだ・・・。
ようやく確認できてほっとしたのと、また(手ごわいのが)来たかぁ~~~~と。
おとなしい日本人と違って、値切る値切る。そして値切ってから「最優先でやって」と注文をつける。
今回もあまりに要求ばかりするので
「だったら、他のところにいって修復してもらってください。」といったら(オ~、チエコさんこわいですぅ)
ようやくおとなしくなった。
まあ、ほんとに手ごわくて手のかかるTさんだけど、ちょっと嬉しいことを言ってくれた。
「中国には直し上手なヒトあまりいませんから、ワタシ、アナタ北京に招待するヨ。大歓迎スルヨ。」
バブル経済でイケイケの中国は、骨董がブームだとか。
工房いにしへ 中国進出か?!(笑)
「あなたも、いい仕事をしていたら、世界中から仕事がくるわよ。」
師匠のセーラ先生から、ワタシが日本に帰ることになったときに、もらった餞の言葉だ。
ずっと、こうなりたい・・・と思って仕事をしてきた。
実現の日は遠からず?近からず・・・でも、すこしはこの言葉に近づけたと思うと、なんだかワクワクする。それにしても、中国はほんと手ごわそうなので、もう少しやさしい国がいいのでは・・・と思ったり。
どっちかというとイギリスのがいいなぁー。でも、イギリスも充分、こわいけど。(笑)