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VISIT:九州国立博物館

東京国立博物館、京都国立博物館、奈良国立博物館についで・・・100年ぶりに出来たという、日本で4つめの国立博物館。福岡から電車で40分くらいの太宰府にあります。

館のオープンは2006年10月で比較的新しく、その存在は文化財保存修復学会@太宰府で知った・・・というのが正直なところです。

学会のエクスカーションでは、「九博を愛する会」のみなさんがたくさん参加されていたのですが、いろいろと説明してくれた学芸員さんのお話の仕方も、「庶民レベルに降りてきてくれてる」というのでしょうか、わかりやすく楽しく。それでもって深~い世界を。そして、一般市民が「文化財」に近づくことができ、興味をいだき、よりいっそう「九博」を支持する・・・といった、なんかすごい理想郷をみてしまったように思います。「愛して愛され愛しあう会」だなぁー。ほんと・・・。

なんていうか、私の国立博物館の考え方が、九博にきて、がらがらっと変わってしまいました。

そうです、前のイメージでは、学術調査の結果が地味っぽく、つまんない感じで並べてあるところ・・・。
人もまばらで、薄ら寒い館内。

九博の学芸員さんもおっしゃっていました。「今は研究調査だけでなく、それを、いかに一般市民にわかりやすく伝えるか・・・が、博物館にとって重要な役割となっています。だから、見せ方もとても大切です。照明の当て方ひとつで、ぜんぜん違います・・・。」

まさに、そのことを具体化したような、博物館でした。

Img_9255s.jpg

まずは建物自体が面白く美しい!
さらに展示室も美しい!シックな空間、スポットライトに照らしだされた文化財は、神々しくもあり、よりいっそう美しくかんじられました。

それにひきつけられるかのように・・・じつに人がたくさん来ているんです。
こんな、にぎやかな国立博物館ははじめてでした。

(東京国立博物館(2002年訪問)、京都国立博物館(2008年2月訪問)と比べて)

団体、観光客、修学旅行生、外国人・・・なぜ、九州のこんな山ん中の博物館に、たっくさんくるの??

へんぴながらも立地が大変良いかもしれません。九博があるのは、太宰府天満宮の隣の裏山なのです。その土地は太宰府天満宮が寄贈したとのこと。二つをつなぐエスカレーターもあって、まるで誘導するかのよう(笑)

福岡に来た人は、だいたいは観光で太宰府天満宮に訪れます、それから、最近は九博ができ、ついでに博物館に訪れるというコースになっている模様。

商売的にはうまーい。です。

これも、九博で強く感じたこと。九博って商売上手なんじゃないかな~。

これからのMUSEUMは商売的にも上手くやっていかないと、いけないのだという(国からの補助金削除などにより)こともありましょう。

特別展の「国宝 絵巻」もゲロゲロ混雑で、なしてこんなに並ぶの?!というくらい繁盛しておられました。またまた・・・その展示解説が、ひじょーに上手い!「絵巻なんて、きっとわかりにくくて、つまらんよなー(でも、せっかくだから見ていくか)」と思った私でしたが、展示解説をみて、めちゃくちゃ楽しめてしまったのです。一言でいって、わかりやすい!

いかにシロウトを巻き込んでいくか・・・。

すごいね。だって、いままで興味がない人のが、キャパが多いんだから・・・(笑)
そこを対象にしたほうが、将来性があるよね。

そんな感想をいだきつつ・・・。

九州国立博物館はVERY VERY GOOD でした!ぜひぜひ、訪れてみてください。


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2008年05月18日 12:00に投稿されたエントリーのページです。

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