東京の工房には隔週で入っています。
教室でみなさんに来てもらうのがメインですが、修復業務全般もこなしています。
お客様のお持込、仕上がり品のお渡し、修復の作業。
前回、東京に行ったのは、大地震のすぐ直後。
さすがに次の日はやめましたが、その次の日に、あまり事の重大さに気づかないで行ってしまいました。
ほとんどの予約がキャンセル・・・・・・・・・。(Oh,my god!)
工房にいらしたのはさすがに数は少なかったですが、ゼロではありませんでした。(Thanks,god!)
ただ来れたのは、こんな状況においても比較的無難に生活できており、精神的にチョー強い方ばかりだったと思います。
今回の日程では、アポイントも復活し、仕事らしい仕事ができてほっとしましたが、またまた地域格差のショックを受けてしまいました。
まずは、人。
放射能で東京の水道水が汚染されているとうニュースをきき、かなりビビッて東京にいったのですが、東京駅はまずまずのにぎわいで、乳幼児よりは大きいけど、ちっさな子供がリュック背負ったりして、楽しげに外出していることです。お、おい。ホーシャノーのことは心配しとらんのか?!
ゴーストタウン化している東京を想像していた(想像しすぎか・・・)私にとって、驚きでした。
ギャラリー経営者様いわく。休んで店閉めていると「大丈夫なの?」と余計心配する電話がかかってくるそう・・・。だから、なるべく通常営業なんだそうな。
土日の恵比寿の繁華街を窓越しに観察すると、居酒屋レストランがほぼ満席でした。高級フレンチのお店が、いつも以上ににぎやかで満席だったのには驚きました。
そして、水。
工房に到着するなり、蛇口をじっと見つめてしまいました。
さすがにビビリまくり名古屋人は、名古屋の水道水を宅配便にて配送いたしました。
ただ、東京のみなさんの反応は・・・
「ぜんぜん、気にしてない。(乳幼児じゃないしー。)」
というのがほとんどでした。
そうしなければ、生活できないのです。食器を洗うのも、手を洗うのも・・・結局、蛇口から出た水しかありません。
名古屋からの水が遅れたのと、昼ごはんを食べる時間がぎりぎりだったので、わたしが食したのは、東京の水道水でつくったインスタントラーメンでした。
洗礼完了 っス。
あと、驚いたことは、牛乳がまったくなかったこと。
乳製品は品薄なんだそうな。
そして、営業時間少し前に行ったはずなのに店のシャッターが半分しまっていたこと。
東京のみなさんに聞いてみると
「あたりまえですよー。」という反応で、ほんとうに名古屋とのギャップを感じました。いやはや。やっぱりニュースで見るのと、その場に身を投じてみるのとでは、まったく違います。
廃炉ならぬ、廃工房か・・・と、東京の工房の行く末を思い浮かべてしまいましたが、いらっしゃる人がいる限り、そして仕事がある限り、東京の工房は不滅です。