東日本大震災の後、ぱったりと仕事の話が引き潮のようにひいていって・・・それは、零細ながらもイチ経営者として危機感を感じました。
でも、それ以前にお受けした仕事で、なかなかお返しできずにいる依頼もありますし、それをきちんと仕上げていくことが何よりも大事だと思いつつ毎日をやり過ごしておりました。
ちょくちょく言われては苦笑いしてるのですが、震災後に仕事の依頼が増えたんじゃないですか?って・・・。たしかに地震で壊れたという関連の依頼はありますが、皆様が思うように劇的には増えていません。そんなものではないでしょうか。震災後の心理として・・・。
そんなときに、ちょっと深イイ話・・・。
すでに2~3か月前に問い合わせでしたが、その依頼が保留になっておりました。
地震の影響が収まった2~3週間後、ようやくGOサインがでて、依頼品をお持込になられるということでした。
依頼主は名古屋のクライアントの紹介でしたが、全国区の陶磁器含む事業を幅広くやっておられる商社。紹介された時に電話で対応してくれたのは、営業マンIさん、たぶん私と同世代ではないかと思います。(声の感じからして)
当日お持込になったのはメールのやり取りをしていた女性でしたが、
「じつは、突然Iが、社長になりまして。(忙しくて本日これなかった。)」
Iさん40代半ば。電撃の人事だったらしい・・・。
お会いできなかったのはちょっと残念だけど、Iさん、すごいっ。(^0^)
電話でも感じのよさそうな人だったもんなぁ・・・・と思いつつ。
その2~3日後に、名古屋のクライアント様がちょうどお見えになり・・・
「無事、お仕事いただきました。(お礼)そういえば、Iさん社長になったそうなんですけど・・・・。」
さっそくお祝いの電話をされていました。
その会話をそばで聞かせていただきました。
「Iさん、名古屋にいたとき(そして一緒に仕事してたとき)「俺は社長になる!」っていってましたもんねー。ほんとになってすごいですねー。」
たぶん電話のむこうでは「俺、そんなこといったっけ~~~?」
と言われていたように思います。
有言実行。でも忘れていたというところが、なかなかナイスです。
さらに、電話を切ったあと、クライアント様がこんなことを言いました。
「Iさんは、ほんとに仕事が好きでね~。どっちかというと仕事してたい人。そして、もうひとり社長候補みたいな人がいたんだけどね。その人は仕事よりも釣りがしたい人だったんだよね。」
わたくし思わず
「やっぱり、人は人をみてますね~~~~。」と言ってしまいました。
いや、天も見てるように思います。
自分も天から見られていますね。
いただいた仕事ひとつひとつに真剣にやっていこうと気を引き締めた次第でございます。<(_ _)>