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いにしへの美を巡る:美術館・博物館 アーカイブ

2006年11月04日

VISIT: MOA美術館

熱海に立ち寄り恵比寿の工房にて仕事
帰る途中

熱海のMOAは素晴らしかったです 美術館はなるべくいろいろ回っていますが中規模部門(大英博物館などを大規模とするなら)でベスト3に入るかなぁ~
ちなみに他は徳川美術館(愛知)ギメミュージアム(パリ)です
ここの目玉の光琳の紅白梅の屏風は残念ながら二月しか展示してないそうなのでまた二月にいこうかしらん
ロケーションも良く丘のうえにたつ美術館は、展望スペースから熱海の海辺が一望できてそれもよかったな~美術に興味ない人でも、総合的に楽しめるかな
若干ばかにしていた熱海ですが駅から降りてかなりわくわくさせるものがあり、あなどるなかれ熱海
途中下車してみる価値ありです

2007年01月17日

修理屋横丁 @骨董ジャンボリー 東京ビックサイト

すでに終わりましたが(1月12、13、14日 → 次回は7月14、15、16日)・・・骨董ジャンボリーの「修理屋横丁」というところにブース出店しています。

陶磁器、他、ジュエリー、家具、時計、おもちゃなど・・・骨董品修理のプロがお待ちして、かなり気軽な雰囲気で接客しているわけですが・・・なかなかいい企画だと思います。

修理・修復できることを知ってもらおう・・・というのが目的で、今年ではや3年目になるでしょうか。

今回は・・・ブースとしては、相談も少なくかなり暇でしたが、リピートの人がきてくれて、嬉しかったです。

仕上がってお金もらったとき・・・でなはく、リピートに来ていただいたときに、はっきりと結果がわかる・・・。
(前した修復が良かったか、悪かったか。気に入ってもらえたか、気に入ってもらえなかったか。)

1月26、27日に東武・池袋で開催される「池袋アンティークマーケット」のイベントで修復講座も担当するのですが・・・今回は順調に人が集まっているようで、ほっとしています。
東武、アンティークモール銀座の担当者さんとも、ジャンボリーで顔あわせしました。

暇すぎて、ブースでぼへっつ・・・としておったところ、突然声かけられ・・・反省しました。もうすこし公共性のある顔ですごさなければ・・・。

今年もがんばろうっと。

2007年03月12日

ペルシアのやきもの展 @愛知県陶磁資料館

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玄関前にて


今月末、3月31日まで開催されている企画展

「ペルシアのやきもの ~8000年の美と伝統」  @愛知県陶磁資料館 

を見に行ってきました。

なんと。私が修復した作品が展示されているのです。

150点ぐらい展示されているうちの2点だけなんですが・・・。
やっとここまでこれたか・・・と思うこと。感慨深し。
そして、I'm really proud of it.(日本語でいうといやらしー訳になるから。英語で言っておく。)

こんなにドキドキして展示を見に行ったのは、もちろん初めて。

「よしっ!完成」と修復を終わらせたものの・・・「あの修復したもの、ほんとに大丈夫かなぁ・・・。きちんと展示に耐えられるものに、なってるのかなあ。」など、確認するまで心配で胸がはちきれそうだった・・・。

修復したものを「Old Friend に会う気分でしょ。」とたとえてくれたJonathan Horne(ケンジントンチャーチストリート(ロンドン)の骨董商)思い出す・・・。

まさにそんな再会だった・・・。となりのみよちゃんがスターになってスポットライトを浴びている。

自分の修復したものがガラスの向こうに鎮座おはしますのは、なんともいえない感慨とともに、ああ、もう私の手の届かないところに行ってしまったんだなぁ・・・。という、センチメンタルな気分も少々。

今回の2作品のうち1つは欠損箇所が大きく、それを復元するのに大変な思いをした。顔の部分を想像してリタッチ(着色)する作業なのですが、どうしても自分の顔になっちゃうんだよね。

自分の顔ではなく、ペルシア人の顔にしなければ・・・。
展示の裏には、そんな苦労話もあるんですよ。

作品 No62 ラスタ彩鉢
上部の顔が6つ並んでいるところ、右から数えて3番目にいる
「アホの坂田」・・・それは、わたしが苦労してリタッチしたところです。

ぜひ、見に行ってくださいね!


2007年03月30日

訪問:姫路市立美術館

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姫路市立美術館前にて

IMG_5405.JPG姫路市立美術館

先週の金曜日に日帰りで姫路市立美術館にいってきました!
「大正レトロ 昭和モダン ポスター展」という企画展を見るためにです。(※姫路市立美術館での開催は3月25日に終了しました。)

名古屋から日帰りで行けるもんですね・・・。片道、車で約4時間でした。

なぜに、ゆえに、姫路くんだりまで・・・と申しますと、話は少し長くなります。

じつは、大変お世話になった、前サカツコーポレーション 牧野純三社長のポスターコレクションがこの企画に貸出されているのです。残念ながら・・・社長はこの展示を見ることなく、逝去されました。

突然亡くなった牧野前社長・・・。めっちゃいい人でした・・・。
わたしはちょうど日本で駆け出しの6年前、純三社長にお会いしたのですが、見ず知らずのどこの馬の骨だかわからん私にも、とてもやさしくしてくださいました。

普通、しゃっちょ~さんって・・・なんか威張ってる感じしません?わけのわからんやつは「シッツシッツ・・・(アッチ行け)」ってかんじ・・・。(笑)

牧野純三社長はその逆でした・・・。気さくでオープン。

のんびりできる立場の人じゃありませんよ。名古屋のお酒/飲料流通業界でもトップを走る、超多忙な社長・・・であるにもかかわらず、出会いを、人を大切に・・・という気持ちがあふれている人。

お名刺交換してからは、何かにつけて「ちえちょわ~ん。(←私の名前)元気~?ちょっと(修復の)相談があるんだけどー。」と、修復家としての私を、認めてくださって、そして尊敬をもって接してくれた・・・。

駆け出しの不安いっぱいの私にとって・・・どれだけ有難かったことか。

社長の参謀であった、元サカツ顧問の伊藤ちゃまに「久しぶりにお茶しよう」から、この展示を見に行く話になったときは・・・「これは社長への追悼。天国の社長と一緒に見に行くんだ。」って、ぱっと思い浮かんだりして・・・。

主任学芸員の田島さんは「サカツ関係ご一行様」ということで大歓迎してくださり、なんと2時間も展示室でプライベート解説してくれたのでした!

これが、またまためっちゃおもしろかった!話を直接聞けたのはラッキーだったけど、展示をみるだけでもなかなかおもしろいと思う。(比較展示してあったり、説明パネルがあります)

1枚のレトロポスターでも、奥がふか~い・・・。

そのへんを知りたい人は、是非 「美人のつくりかた」@印刷博物館(東京)で展示をご覧ください。4月7日~6月3日の期間見ることができます。学芸員の田島さんによる講演会もあります。(講演会は5月19日(土)14:30~)

行くまでは・・・地方の市立美術館だし「ガラガラ」で「しょぼい」のでは・・・と思っておりましたが、姫路市立美術館おそるべし。今回の企画展はとても楽しめたし、レンガ造りのヒストリカルな建物は素敵だし、入館者もけっこういて盛況でした。展示カタログはすぐに売り切れたそうです・・・。伊藤ちゃまによると、姫路市立美術館は小中規模の地方美術館ランキングでベストに入る支持を得ているそう。うーむ、納得。

ついでにですが、アーケード商店街のレストランで食べた鯛のお頭の煮付けはサイコーに美味かった。そしてアーケードの規模がめちゃくちゃでかいっ・・・。向こうがかすんで見える・・・。

さらに、興味を引かれたのは、そこに昔ながらの小さなお店が残っていること。

「これって、リアルで生きてるレトロだよね・・・」と私たちに大うけしていた食堂をご覧ください。
↓↓↓

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丸勝食堂 いまも普通に営業中

姫路といえば姫路城ではございますが・・・日帰り日程につき時間がなく、遠くで眺めるのみ。
残念!!

でも、遠くから眺めましたが、威風堂々美しかったこと・・・。さすが国宝と思いました。

また機会があれば、ぜひ行ってみたい姫路でした。

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遠くから眺めた姫路城・・・

2007年04月07日

VISIT:出光美術館 

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「志野と織部」(2007年2月20日~4月22日)を見に行くために、出光美術館にいってきました。

出光とはご存知「出光石油」のことですが・・・行ってみたら、出光美術館の横に出光石油がありました。(あたりまえか・・・)

場所は皇居のお堀のすぐ近くで、帝国劇場入り口の右隣からエレベーターであがって9階のところです。すごいロケーション・・・です。

志野と織部・・・の名品が一堂に会した・・・といった内容で、点数は充実、見ごたえがあり、思わず国宝の「志野茶碗 卯花墻」を見逃してしまいそうなくらいでした。

この展示を見終わって出てくるところに、休憩できるエリアがあって、皇居側に大きなウィンドウとソファと無料のお茶・・・。このソファに座ってくつろいでくださいな・・・という、心づかい。

すごい所蔵品を見せてくれて、ここまでしてくれるの・・・。

行ったら、あなたもVIP待遇です。機会があればぜひ訪れてみて。

2007年04月16日

隅田焼の殿堂に行く @ギャラリー ジュール

「隅田焼」・・・骨董、アンティークをお好きな人でもあまり知っている人は少ないと思います。
この隅田とは東京・隅田川の隅田。そこで、幕末から明治にかけて輸出陶器をつくっていたそうです。

もう、私の話なんてどうでもいいので、手っ取り早く見に行って欲しい・・・というのが本音です。
なんとも形容しがたいスタイルの焼き物で、見たら強烈インパクトうけること・・・確実。(^0^;)

他の陶磁器にたとえることもなかなか難しいのですが、強いて言えば、grotesque 
強烈なカドミウムレッドもなんじゃこりゃぁぁぁぁぁぁ・・・と叫びたくなりますが、奇想天外な生き物がデコ、デコと・・・デコレーションされた陶器なんです。

金山のノスタルジックマーケットにそのコレクションを展示する殿堂(ギャラリー ジュール)が4月13日にオープンしました。

この隅田焼ギャラリーのオーナーでもあり、オールドノリタケのコレクションでも有名なジュール横山さん
突然電話がかかってきました。

「ねえ。ちょっと(修復に関する)相談があるんだけどさぁ。」

「はい。」

「いま、どうしてるの。仕事中?」

「いえ、今から(スギ薬局に行くために)自転車で出るところですけど・・・。」

「ちょ・・・ちょっと、今来れるかなぁ。」

横山さん(いや、ものすっごい大しゃちょーなのよ。)ともなれば、わたくしめなんぞは呼びつけられるのが当然でございますが、絶対そんなことしません。とても控えめに電話をくれます。

このときも、詳しい事情はあまりわかりませんでしたが・・・とりあえず、行かなくっちゃネ♪
ということで、自転車から車に変更して金山に出かけたのでございます。

到着して驚きました。なんかもちろん横山社長から、ノスタルジックマーケットの話は少し出てましたが、オープンしとるやんけ!!!!それも、今日。

期せずしてオープン初日。手ぶらでいってしまった私・・・。

でも、そんなうれしい日に呼びつけて(いや、呼んでくれて・・・)すんごーく嬉しかったんです。そして、隅田焼のディープインパクト・・・。
そして、なんでこんなにたっくさん隅田焼あるのぉ?!

(これって・・・MUSEUMレベルだよなぁ。どっかの博物館でもやれそうだよなぁ。と思えるほどの充実コレクション。おまけにこれが入場フリーとは・・・。)

「隅田焼」を翻訳出版された横山さんのまえがきでもありますが・・・
これ以上の文章はないと思ったので引用させてもらいます。

   『それは約3年前のある日、友人が持って来た一つの陶磁器を見せられ、未だかつて見たことがない奇知に富んだ生命力溢れる不思議な物こそ「隅田焼」との最初の出会いでした。
人間は、ファッションの世界であったり、音楽や芸術の世界であったり様々な分野に興味を持ち、それらに対する知識を得ることや技術を得ること、また、時には未来を創造することに感性を動かされ、刺激されるものだと思います。それは、真に私自身の感性を激しく刺激された瞬間でもあったわけです。』
(『隅田焼-奇知に富んだ生命力溢れる輸出陶磁器』 バーナート・カープ/ガードナー・ポンド著 横山博一訳 前書きより)

皆さんも感性を刺激されに、ぜひぜひいってみてください。

ちなみに「隅田焼」本は、ギャラリー限定販売です。アマゾンなどで買えないようですからお忘れないようGETしてくださいね。

ギャラリー ジュール TEL:052-324-4700 (金山ノスタルジックマーケット内:名古屋市中区のJR金山駅、または名古屋市営地下鉄名城線 金山駅下車より徒歩5~10分、鶴舞方面に向けてのJR中央本線高架下です。)

2007年06月09日

レセプションに出席 @名古屋画廊

名古屋画廊の社長に初めてお会いしたのは、ZIP-FMの番組審議委員の懇親会でした。

小さいころから絵を描くのがすきで興味はあったのですが、親の「美大はお金持ちの家の子しかいけないのよ」という洗脳により、その道はあきらめ、経済学部に行き、いつのまにか、紆余曲折で→陶磁器修復家です。

その紆余曲折の間には「美術商になりたいっ!」という夢も抱いたりしたんですね・・・。
イギリスに留学したのは、その夢をかなえるため。
(うっわ~はずかしぃー)

私の夢はかないませんでしたが・・・その夢のお仕事をされている方から、レセプションのお誘いをいただきました。これこそ、夢のようです・・・。

名古屋に画廊もいくつかありますが、わたしが一番なじみ深いのが名古屋画廊。その出会いは私が中学校のころにさかのぼります。

伏見に、名古屋音楽学校というのがあるのですが、そこでピアノを習っていたわたしは、
名古屋画廊を通りすぎて、お稽古にかよっていたのです。

「わぁ。この絵素敵だなぁ。」とか「これは、趣味にあわんなぁ」とか(生意気にも)

展示の入れ替えがあるたびに、歩調を緩めて、名古屋画廊をじぃっつと眺めたものです。

もちろん、おそれおおくて中に入れません。
中学生が堂々と画廊に入って行っちゃいけないでしょ。(笑)

だから、県美とか・・・ああいうところで精一杯でした。

中学生のころ、外からじぃっつと眺めていた画廊・・・。
この年になって、こういう形で画廊に入っていけるのは・・・ものすごく嬉しい。
I am proud of it...

それはさておき・・・今回は6月8日~16日の中村清治展のレセプションでしたが、中村先生といえば、かなりの大御所(らしい・・・すいません予習不足で)

画廊に入ったときに「あれが先生ね・・・☆(きら~ん)」というオーラを放っておられましたが、それが、あたたかくて、やさしぃ感じの・・・もちろんそれが作品からあふれ出ているようでした。

中山社長は紹介のときに「寡作の先生」と説明されていましたが、中村先生は右手が不自由になり、いったんは絵を描くことをやめようかと思ったときもあるそうです。「左手があるじゃないか」と励まされ、作品を創り続けていらっしゃるとのこと。

中村先生の個展は久しぶりで、なかなか、めったにないそう。

お時間がある方・・・。この機会にぜひ見に行ってください。

名古屋画廊
460-0008 名古屋市中区栄1-12-10
TEL 052-211-1982
http://www.nagoyagallery.co.jp/


2007年09月12日

ためしてガッテンで教えてもらった美術館を味わうコツ

2007年9月12日に放送された番組は、いつものお料理なんかと一味ちがってましたので、見逃してしまった方にご報告します。

番組の内容は「美術館を味わうおいしいコツ」

一、まず全体を見る・・・自分が見たいものを探す

二、見たいものだけ見る・・・目玉はミュージアムショップに行くとわかる。

三、買うつもりで見る・・・自分が買うならどれがいい?と考えると、自分の好みがはっきりしてくる

美術館、博物館にいっても、わけわかんな~い。という人にはぜひお試しいただきたい方法です。

三、が一番興奮しますね(笑)私の場合は、よりリアルに。お土産でもらって買えるならどれにしよう?と考えながら見ております。


2008年05月16日

エクスカーション「佐賀のやきものめぐり」 九州陶磁文化館

文化財保存修復学会の前日に、エクスカーションがあり、いくつかコースが選べたのですが、わたしは当然?!のごとく「佐賀のやきものめぐり」を希望しました。

ツアーで行くところの、九州陶磁文化館、柿右衛門窯はすでに訪問したことがあります。 ・・・修復の勉強をカレッジでスタートした時です、日本に一時帰国したおりに、なんでか勢いで九州まで行ってしまったのです。九州、有田が日本磁器文化の発祥の地だということで。

それも10年前のこととなりました。

あのころの私と今の私では、やっぱり見方が違うと思います。

美術館、博物館は一度いったら終わり・・・ってものではなく、何度足を運んでも、あたらしい発見があるところだよな~と。

さてさて、今回のエクスカーションには、なんと九州国立博物館の学芸員さんもツアーに同行してくれて、解説をしてくれるという・・・ものすご~いありがたい企画。

学芸企画課長の伊藤さん・・・バスの中でも、陶磁器に関するお話を披露してくれましたが、すごくわかりやすくて、惹きつけられる内容でした。ちょっと聞きたかった「伊万里、古九谷論争」とか(^^)も、なるほどなぁーという解説でした。

九州陶磁文化館は、愛知県陶磁資料館とほぼ同時期にできたMUSEUMだそう。

ここの館長の鈴田さんが、またまた、展示されている陶磁器ついて、わかりやすく説明してくれました

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■ 館内は写真撮影OKです。太っ腹

この写真のおおきな有田焼のつぼは・・・傷モノだからこそ、残っているものだそうな。

当時の有田焼は産業としての陶磁で、作ったものを手元に残しておくよりは、どんどん売っていくものであり・・・今、日本にある有田焼きは「里帰り」または「傷ものとして出荷できなかったもの」なんですって。

この大きなつぼは裏面に釜傷があり、また微妙に傾いているそう・・・。

そんなこと・・・教えてもらわなければ、わかりません。
でも、こういうプラスアルファのお話を伺うと、がぜん興味が沸いて、印象にも残るというものです。

伊藤さんのお話でも・・・

「美術館、博物館にいっても・・・今日は何見たっけ?」とか(笑)
中学生くらいなんかになると「そもそも・・・来ても、なんも見てない」(笑)

ということに、MUSEUM側は、危惧を抱いているんだそうな。

それを何とかしたい・・・ということで、出てきたアイデアの1つが「陶磁器占い」
館長の鈴田さんは生みの親であるそう・・・。

たとえば、鍋島が好きな人、火焔土器が好きな人、古九谷が好きな人・・・では性格がちがっており、けっこう良く当たるのだとか。「どれが好きか?」と考えながら見ることで、印象の残り方がまったく違うのだという。

「柴田コレクション」ははずせません。「からくりオルゴール時計」「マイセンの鐘の演奏」も見れ(聴け)ました。

とにかくあっという間に時間がすぎ・・・次へ移動となってしまったのは、ほんとうに残念。

また来なくては~と、思いつつ、次は何年後になるでしょう・・・。

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九州陶磁文化館

エクスカーション「佐賀のやきものめぐり」 柿右衛門窯

天気もよく♪あっというまに時間がすぎ・・・ツアー最後の訪問場所、柿右衛門窯、柿右衛門古陶磁参考館に到着しました。

10年前に訪れたことはあります。

九州陶磁文化館は「柴田コレクションに降りていく階段」しか思い出せなくて、いったい何を見ていたのか・・・と、そんな自分を苦笑い。

柿右衛門窯は、その到着までの道筋や、入ったところ、建物、10年前の記憶がありありと蘇ってきました。今回は特別に、現在作品がつくられている建物の裏の、窯跡を案内してもらい、さらに、製作現場を見学させてもらいました。

Img_9197s.jpg■ 古い窯があった山 今は畑になっている

Img_9203s.jpg■ とても美しい工房 若手からベテランさんまで

Img_9210s.jpg■ この窯で焼成するそうです 

ここは、一般の人はやはり入れさせてもらえないそうです。

とても美しい作業スペースでした。やっぱり、それが作品にも映し出されているように思います。

現代でも赤松の薪をつかって作品を焼き上げるそうで、その本数1000本。
伝統にのっとって、柿右衛門の作品が作られているのです。

といっても、初期柿右衛門の、赤絵濁手のスタイルに回帰したのは、12代目からだそうで、その前はまったく違った作風だったんですね・・・。

参考館では、古い作品、作風の遍歴を見ることができ、ショップでは現代つくられた作品を買うことができます。もちろん、古いものも新しいものも・・・トップクラスの値段でーす。


Img_9237s.jpg■ 手前がショップで、奥のたてものが参考館です


2008年05月18日

VISIT:九州国立博物館

東京国立博物館、京都国立博物館、奈良国立博物館についで・・・100年ぶりに出来たという、日本で4つめの国立博物館。福岡から電車で40分くらいの太宰府にあります。

館のオープンは2006年10月で比較的新しく、その存在は文化財保存修復学会@太宰府で知った・・・というのが正直なところです。

学会のエクスカーションでは、「九博を愛する会」のみなさんがたくさん参加されていたのですが、いろいろと説明してくれた学芸員さんのお話の仕方も、「庶民レベルに降りてきてくれてる」というのでしょうか、わかりやすく楽しく。それでもって深~い世界を。そして、一般市民が「文化財」に近づくことができ、興味をいだき、よりいっそう「九博」を支持する・・・といった、なんかすごい理想郷をみてしまったように思います。「愛して愛され愛しあう会」だなぁー。ほんと・・・。

なんていうか、私の国立博物館の考え方が、九博にきて、がらがらっと変わってしまいました。

そうです、前のイメージでは、学術調査の結果が地味っぽく、つまんない感じで並べてあるところ・・・。
人もまばらで、薄ら寒い館内。

九博の学芸員さんもおっしゃっていました。「今は研究調査だけでなく、それを、いかに一般市民にわかりやすく伝えるか・・・が、博物館にとって重要な役割となっています。だから、見せ方もとても大切です。照明の当て方ひとつで、ぜんぜん違います・・・。」

まさに、そのことを具体化したような、博物館でした。

Img_9255s.jpg

まずは建物自体が面白く美しい!
さらに展示室も美しい!シックな空間、スポットライトに照らしだされた文化財は、神々しくもあり、よりいっそう美しくかんじられました。

それにひきつけられるかのように・・・じつに人がたくさん来ているんです。
こんな、にぎやかな国立博物館ははじめてでした。

(東京国立博物館(2002年訪問)、京都国立博物館(2008年2月訪問)と比べて)

団体、観光客、修学旅行生、外国人・・・なぜ、九州のこんな山ん中の博物館に、たっくさんくるの??

へんぴながらも立地が大変良いかもしれません。九博があるのは、太宰府天満宮の隣の裏山なのです。その土地は太宰府天満宮が寄贈したとのこと。二つをつなぐエスカレーターもあって、まるで誘導するかのよう(笑)

福岡に来た人は、だいたいは観光で太宰府天満宮に訪れます、それから、最近は九博ができ、ついでに博物館に訪れるというコースになっている模様。

商売的にはうまーい。です。

これも、九博で強く感じたこと。九博って商売上手なんじゃないかな~。

これからのMUSEUMは商売的にも上手くやっていかないと、いけないのだという(国からの補助金削除などにより)こともありましょう。

特別展の「国宝 絵巻」もゲロゲロ混雑で、なしてこんなに並ぶの?!というくらい繁盛しておられました。またまた・・・その展示解説が、ひじょーに上手い!「絵巻なんて、きっとわかりにくくて、つまらんよなー(でも、せっかくだから見ていくか)」と思った私でしたが、展示解説をみて、めちゃくちゃ楽しめてしまったのです。一言でいって、わかりやすい!

いかにシロウトを巻き込んでいくか・・・。

すごいね。だって、いままで興味がない人のが、キャパが多いんだから・・・(笑)
そこを対象にしたほうが、将来性があるよね。

そんな感想をいだきつつ・・・。

九州国立博物館はVERY VERY GOOD でした!ぜひぜひ、訪れてみてください。


2008年06月01日

「窯変の美」 @愛知県陶磁資料館

ひさしぶりに愛知県陶磁資料館にいってきました。

・・・というのも、わが教室のプリンス 某中国陶磁研究会の会長でもあり、某Tという会社の元社長でもあらせられる、プリンス・エドワード(地位も名誉もある方なので偽名にする)が、多忙の中、ぷらっと工房にお立ち寄りくださり、「窯変の美」のタダチケットをくださったのだ。

運転手付きの黒塗りのLEXASにで工房にお越しになった人は、プリンス・エドワードがはじめてです。
(他におらんて・・・)

さて、久しぶりに行った陶磁資料館、なんと開館30周年とのこと。
その記念特別企画展が「窯変の美」 --- 鎌倉・室町の名陶

愛知県陶磁資料館でも見所の「渥美灰釉芦鷺文壺」とならべて、慶応義塾所蔵の国宝「渥美灰釉秋草文壺」が展示してあり(今回の見所) あとは、壺、壺、壺。
瀬戸、信楽、備前、常滑など・・・。

これがすべて生活に使われていたと思うと、なかなか面白い。
いや、生活に使っていた壺、が美術館に飾られて、あがめられるなんて・・・
当時の人はぜんぜんおもってなかったでしょうね。(というのは、学芸員さんの弁)

企画展もいいけど、常設展も。

ひさしぶりに、私が修復を手がけた、ペルシアラスタ彩鉢を見に行きました。

ひさしぶりですが「いい仕事してますねー」と、いってしまいたくなるくらい、いい出来に修復できてます。だって、この仕事、すごく苦労したもん。

スポットライトに輝く 「アホの坂田」 (=顔部分の絵柄を復元したのですが、なんとなく、顔が「アホの坂田」に・・・似てなくもない。)も健在でした。


2008年06月07日

VISIT:東京国立博物館 そして国宝薬師寺展

今年は京都国立博物館(2月)そして、九州国立博物館(5月)と、国立博物館を訪れることが続いております。

九博にいって、すっかり国立博物館ファンになってしまいました。それじゃあ、東博はどうよ?!
ってことで・・・なんと7年ぶりに訪れることに。

これもそれも、暮らしの手帖の撮影が思った以上に早く終わって、空き時間ができたから・・・。

東京に拠点(工房)はあるけど・・・けっこう、遊べません。
仕事のスケジュール詰め込んでたりして、自由な時間がなかったりするのです。

この日はラッキーなことに、国宝薬師寺展が明日で終了のためか、夜8時まで延長オープンしていた。東博に到着したのは、午後4時だったので覚悟はしていたけど。
エクストラタ~イムGET☆☆☆ラッキ~☆

IMG_9470.JPG本館です

IMG_9471.JPG右方向に東洋館です

まずは本館、日本の陶磁器コーナーをチェック、それから東洋館の「馬こうはん」(青磁の茶碗で楔直しがしてあるもの)は絶対見なければいかん!!前は時間がなくて本館だけで終わってしまった無念を晴らすぞ・・・。

じつは、講演会では「馬こうはん」の話はよく触れ、陶磁器修復の技法、歴史を説明していたりするんで・・・。先生ェー見とかなきゃいかんでしょ。(笑)

やっぱり、ライブで見ることの大切さ・・・。画像では伝わりきらない何かを感じ取ってこそ、知識が生きてくるように思う・・・。次回の講演会では、より感情をこめて説明できます!(笑 今のところ予定ないけど・・・)

驚いたのは・・・本館は以前訪れたときと違って、見事にリニューアルされていたことですね。

ディスプレイにも気をくばっているのが、とてもよくわかります。なんか・・・古ぼけたディスプレイでは、やっぱり、いくら国宝、国宝級だといっても・・・感動できるのは、ごくごく一部の人だけではないだろうか・・・。美しいものをより美しく見せる努力があってこそ、人々が惹きつけられる・・・。

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そうです、7年前に来た時は、見物客はほとんど外国人でした。観光ガイドブックにのっているから、とりあえず来ているパターンでしょう。今回は、土曜日ということもあって、なかなか盛況で、もちろん外国人観光客もいましたが、目だっていたのが日本人。

まあ、国宝薬師寺展が入館までに50分待ち・・・というにぎわいようでしたから。
(それにも、びっくりした)

それにしても、この美しくパワーアップした東京国立博物館・・・。
九博を意識したのでしょうか・・・。とっても素敵になっていましたよ!

東京在住の人に聞くと「2~3年前にリニューアルしたのかなぁ?!」とのことでした。

そして、この混雑のしよう・・・。薬師寺展は、いろんなしかけ、それが「ライティング」であったり、「日光菩薩、月光菩薩の後ろ側が見える」とか・・・そんな話題づくりも効を奏してか・・・。

会場、混み混みでした。

とりあえず見たいものピックアップして見るのが精一杯で・・・。東京の熱心な皆さんに圧倒されて帰ってきました。薬師寺なら奈良にいきましょう。名古屋から近いし・・・。

帰る前・・・東博には「文化財保存コーナー」もできており、そこをチェック。
修復・保存に興味のある方は、そこもお勧めです。
たしか、7年前はこういうのなかったです。

「博物館は文化財を保存する機関でもある」という言葉を学芸員さんがおっしゃっていました。

「保存」を大切にしていること・・・それを伝えようとするスペースが東京国立博物館に出来たということは、そういう仕事にかかわっている者として、非常に喜ばしく思いました!

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2008年08月08日

VISIT:岐阜現代陶芸美術館

今日本で一番暑い!!!といわれている多治見市にある、岐阜現代陶芸美術館。

多治見といえば、焼き物の町。もしかして焼成熱が気温を押し上げているのかという疑惑は気のせいでしょうか。わたしの出身地の東海市も新日鉄の溶鉱炉があり、気温が高いんですが・・・・。(気のせい、気のせい)

駐車場から、美術館へ抜けるトンネルを歩くだけでも、汗がじわっと吹き出てきます。

何にもない・・・っていえば、なんにもない(笑)風光明媚な立地ですが、
緑に囲まれた美術館は、建物自体がとても美しく、VISITするだけで楽しくなれます。

2002年10月にオープンしたという、比較的新しい美術館でもあります。

IMG_0183.JPG■ 外壁は多治見で焼いたタイル


陶磁器ファンにとっては、なかなかいい企画が来るところで、要チェックです。

今回はウエッジウッド展を見に来ました。
マイセンもきたし(MOAに巡回したやつ)現代アートもくるし・・・でも「陶磁器」に関連するものとポリシーを貫いているところが、やっぱり陶磁器の産地、美濃・多治見ならではですね!

建物も美しいのですが、展示スペースも外とかかわりをもたせた(光、景色)構成で、とてもきれい・・・たまにガラス張りの窓から「岐阜物産展」みたいなものが見えて、なんだかダサイ・・・とは岐阜在住の生徒さんの情報ですが、ここはセラミックパークMINOという複合施設だから、しょうがないのかな。

おしゃれな雰囲気を楽しみたい人は平日、または物産展がないときにでかけましょう。

会場スタッフも、おしゃれさんが多くて・・・私服なのでしょうか、雰囲気を盛り上げていると思う。

しいて言えば、レストランをもう少し、おしゃれにして(カフェ設定にして)もらったら・・・サイコーのデートスポットになるのですが・・・・・・・・。

2008年09月02日

VISIT:森美術館

六本木ヒルズにある森美術館についにいってきました!

恵比寿の工房からはわりとすぐなのに、なかなか行けませんでした。

六本木ヒルズのZARAにはいったんですけどね・・・(苦笑)
そのときもチェックしたのですが「ウルトラマン展」という・・・わたしには、若干マニアックすぎて、引いてしまう企画でした。

今回は満を持して「アネット・メサジェ:聖と俗の使者たち」という、きわめてコンテンポラリーな内容です。森美術館に期待するのは、やっぱりウルトラマンよりコンテンポラリーかなぁ。

最近、現代アートの修復をすることもあり、そのジャンルは再び勉強中。

それにしても、古代文明を修復したり、コンテンポラリーを修復したり・・・で、かかわらせてもらうたび勉強できるなんて・・・これこそ、この仕事の醍醐味かしらん。

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アネット・メサジェの作品は、キョーレツでした。
・・・・・ゴミ屋敷おばさん、フランス版・・・・なんて書いたら、怒られるだろうなぁ。

でも、入った瞬間、ゴミみたいなものが並べてあって、それは表現として「なんじゃこりゃ」インパクトでした。でもでも、解説に助けられながら作品を解釈すると・・・しっかりした主張があって、なかなか面白い!

今回、屋上スカイデッキも行ってきました。2008年4月からオープンしたとのこと。
いままでは、ヘリポートだけで、一般は入れなかったところです。

海抜270M なんだか太陽に近いせいか、ものすごくまぶしかった・・・。
眺めはサイコー。

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美術館と展望台がセットになっているためか・・・どちらも、なかなか繁盛しておりました。

どちらもおすすめ☆

2008年10月01日

大人の修学旅行 奈良 初日(3) 奈良国立博物館

ついにやってきました。奈良国立博物館!

奈良の親切なおばちゃんが「博物館に行くなら、この道を行きなさい」と教えてくれましたが・・・どうやら新館のほうで・・・・

人のいうことを聞かないB型人間ですので、無事、本館正面入口にたどりつきました。
こちらからの景色を撮影したかったからです。

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国内の国立博物館すべて制覇!

到着してわかったんですが・・・(先に調べとけって・・・)
奈良博新館で、正倉院展が10月25日からスタートするんです。やや後悔しつつ、本館展示を楽しみました。

奈良に詳しい生徒さんに「いい仏像がたくさんありますよ」と教えてもらっていたので、見る気マンマンでしたが、展示はほぼすべて「仏像」でした。さすが奈良ですわ。

本館展示(&展示の仕方)は・・・九博、東博に比べると、やや、ジミ・・・・で、もう少し見せ方をなんとかしたらいいのに・・・と思わずにはいられませんでした。一昔前の博物館という雰囲気が漂っています。

よ、予算ないんかなぁ・・・・と余計なおせっかいというか、心配をしてしまいました。

ざっと奈良をまわってですが・・・全体的にそんな感じがしました。

せんとくん、がんばれ!!

131.JPG■ 奈良県庁の横断幕にも、駅前の商店街にも!


2008年11月06日

レセプションでワインをいただきながら

洋画家の佐光亜紀子先生のレセプションにいってきました。もともとは如水会の講師でいらしたときにお会いして、それからはZIP-FMの番組審議委員で同期となり、ポジション、世代を超えたお友達といったところでしょうか。もちろん先生のほうがずっと上の立場で、友達というのはなれなれしすぎる表現かもしれません。

才能もさることながら、とってもチャーミングな先生が、手作りのおつまみと、おいしいワインを用意して、最新作をずらっとならべた丸栄美術画廊でのレセプションをしてくれました。

いつもは飲食不可の場所で、ワインを飲みながら素敵な絵を鑑賞させてもらえる・・・というのは、ほんとうに至福の時であります。

それにしても、名古屋文化人圏内に足を踏み入れることも多くなってきた、わたくしですが(笑)今回のレセプションでは知った顔がほとんどなく・・・けっこうびびりました。

唯一知っていたのが、中日新聞の社主様(小出一族)のみ。以前、他の画廊のレセプションでお話したことはあるんだけど・・・忘れてるだろうなぁー私のことなど。


まだまだ修行が足りぬ・・・。


佐光先生、来年はなんとNYで個展をされるとか。NYはいったことがない。行っちゃいますか?!おいしいワインは気持ちを大胆にさせる・・・。

2011年06月18日

沖正一郎氏コレクション 「鼻煙壺の技と美」@瀬戸市美術館

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沖正一郎氏は私の大学の大先輩(昭和26年卒)でもありますが、鼻煙壺の世界的コレクター。もっといいますと、ファミリマートの初代社長でもあります。(わたしの好きな無印良品の社長もやっていたそうな。)

そんな、すばらしいお方、この際ですので(笑)わたしの弟子といわせてください。

「工房いにしへ」に自分のコレクション(陶磁器)を直しに、熱心にお稽古にいらっしゃっています。

弟子とはいえ、大先輩でありますから、工房で立場は逆転しておりまして。
沖正一郎大先輩の武勇伝を聞きながら修復に励む、というのが、私のお稽古になっております。

御年85歳。工房いにしへで一番元気。

そんな大先輩の大コレクションは、大阪市東洋陶磁美術館に(1200点余り)が寄贈され常設の沖正一郎コーナーでいつでも見ることができます。(ただし入れ替えで200点)

「もう、あげないよ」(←本人談)

という大切なコレクションがまだ手元にまだまだたくさん残っているそうで・・・

そのなかから選りすぐった300点が今回の特別展に展示されています。

もしかすると、鼻煙壺のことをご存じない方も多いかもしれません。これは、粉末状の嗅ぎたばこを入れる小さな容器のことで。手のひらサイズ。ヨーロッパから中国に伝わり、中国で大流行した習慣なんだそう。

沖先輩いわく「なぜ、このコレクションを始めたのかというと・・・最初は陶磁器が好きで骨董~現代作家などを集めておったが・・・奥さんに怒られ(大きいし、邪魔になるし)・・・というわけで、小っちゃいものなら良いであろうということで、集めはじめたら、3000個ぐらいたまっちゃった。」

んだそう・・・でも、ほんとにすごい。

趣味でここまで集められるのかというのと、その先見性。

今になってようやく鼻煙壺も注目されてそれなりの美術品としての値段がつくようになってきたそうですが、コレクションを始められたときには、お給料の範囲で、もちろん家族も養いながら少しずつ集めてきたそうです。

「そうだなぁ~。ぼくがお金を払ったのは(トータルで)1億ぐらいかな~。」

沖正一郎大先輩のお話は一般人より桁が2ケタ3ケタ違うことが多く、ついていけないことも多々ありますが(笑)自分のコレクションの似たようなのが、今では4~5000万円くらいの価格でオークションで落札されることもあるといふ・・・。

あ、1個ですよ。1個=4000万。

瀬戸市美術館に並んだ300点は思う存分堪能させていただきました。
沖正一郎大先輩から直々に「オレのお気に入り」レクチャーを受けていったからです。

この特別展は来年2012年1月2日より大倉集古館(ホテルオークラ東京本館)で巡回展示されます。そのときにはまた、見に行きたいと思います。

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■ 瀬戸市美術館にて

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