| 陶磁器の修復 蘇らせる技 |
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●カラーフィルの仕上げ・・・パテの形をととのえ釉薬の艶を出します。 パテが完全に硬化するのに最低でも3日かかります。(夏はやや早い、冬はやや遅い。気温の変化でパテの硬化速度が変わるため。)パテをさわってカリカリに乾いている状態を確かめます。半乾きで仕上げの段階(削り)をスタートすると、パテを削っている間に「ねっとり」してパテに紙やすりの色(茶色)が移ります。こうなったら即時中止して完全に硬化するまで待ちます。 |
![]() カラーフィルしたパテは一生懸命ととのえてもスパチュラでなぞった筋などが残っています。ほとんどの陶磁器の肌はつるんとしているので、その凸凹がなくなるまで紙やすり(サンドペーパー)で削ります ![]() 次は布やすりです。紙やすりのときのように力をいれず、軽く磨きます。最初は2400番、次は3200番、最後に4000番を使います。うまく磨けているとカラーフィルに若干艶が出てきます。 ![]() 最後にグレイゲイトをコットンに少量取り、円を描くようにポリッシュしてやります。このとき少し力をいれキュッキュッといったかんじで磨きます。陶磁器の釉薬のように光がでて、つやつやになります。研磨の完成です。 より詳しく知りたい方へ・・・
◎『暮らしの手帖』2008年8月に器を直すテクニックが美しい写真とわかりやすい文章で掲載されています。(取材協力は工房いにしへ) |