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よごれ、しみ、茶渋のとりかた


紅茶、コーヒーなど・・・アンティークカップを実際に使用していると気になりますよね。
また、焼きが甘くてしみができてしまっている・・・。ヘアラインがよごれで目立つ等。
アンティーク陶磁器ファンのみなさんにとって、もうすこしきれいになるといいのにな〜という場面に出くわすことが多いでしょう。実際、クリーニングしてやることで、古陶磁器がみちがえるようによくなります。(修復・保存の過程でもこのプロセスが一番大事です。)

アンティークのためには、なるべくジェントルな方法でクリーニングしてやることが必要です。
そこで、キッチンハイターなどの漂白剤以外にどんな方法があるか・・陶磁器にやさしい方法から順番に挙げていきます。


@ぬるま湯&ブラッシング

ぬるま湯で、ちょっと固めのスポンジ、または歯ブラシでブラッシングしてあげます。
キズがつくかどうかを目立たないところで、まずチェック。注意しながら、こすります。

Aアセトン&綿棒

アセトンを用意します。これは薬局で買えますが、陳列されているところはほとんどないので、店員さんに聞いてください。もしかしておとりよせになるかもしれません。
お取り扱いは十分注意してください。大量にアセトンを吸い込むのは、体によくありません。揮発性があり、火にも注意!
フィルムのプラスチックケースなど、ちいさな容器も用意しましょう。
そこに、少量のアセトン(フィルムのケースの10分の1ぐらい)を入れ、綿棒にアセトンをつけます。
その綿棒でローリングしながら、こすりとります。
すこしずつですが、ケミカルな力でじわじわと汚れがとれます。

Bバイオテックス溶液

バイオテックスはイギリスのつけおき用洗剤。日本では入手できないので、他の洗剤で代用します。アタック・バイオテックス配合がお勧めです。(他ブランドでもOKです)
洗濯洗剤をぬるま湯でとかします。(作り方は「洗濯洗剤溶液」のトピック参照)これに24時間、陶磁器をつけます。>>よくすすぐ。真水に24時間(溶液につけた時間だけ)つけておきます。
金をつかってあるものは、要注意。とれてしまうことがあるので、パッチテスト(部分おためしチェック)をすることが必要です。

Cスチームクリーニング

最近、洗剤のいらないエコロジカルなクリーニング法として、スチームクリーナーが紹介され、お手軽に入手できるようになっています。(通販、東急ハンズ)ノズルがペン先のようにとがっているものをセットして、汚れをスチームジェットの力で吹き飛ばします。
安いもので1万円から(持ちにくいけれど、まずまずの効果を発揮)・・・プロフェッショナルなものは、歯科用スチームが15万〜で購入できます。
短時間で蒸気とその勢いを使ってクリーニングするので、古陶磁器に最適。

D入れ歯洗浄剤

タブレットで、じゅわ〜っと泡のでるタイプの入れ歯洗浄剤を使います。洗面器1杯の水にたいして、2〜3個のタブレットをいれ、陶磁器をつけておきます。(※きちんとした修復ではこの方法はつかいません。)

Eサンドペーパー(茶渋)
かなり強引なやり方なんですが・・・茶渋が層になって、こってりついているとき・・・サンドペーパーでこすりおとしてやっても有効。(ただし、正しい修復の過程では使いません。これは裏技です。)粒子の荒いものはNG!釉薬にキズがつきます。おすすめは、3Mのスポンジ研磨剤 FINE(ファイン)#240〜#320相当 以上の粒子が細かいもの。(東急ハンズで290円で売っています)

F漂白剤
漂白剤はボーンチャイナ、磁器、焼きのしっかりしたものならお使いになっても・・・大丈夫です。(ただし、大切なもの、文化財レベルのものはやめましょう。)この場合、カップの内側だったら、全体をつけ込むのではなく、内側だけつける。つけおきの時間は最短になるよう注意する等・・・なるべくつけない工夫をします。

[2002/7/27]

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